非核平和の町宣言

更新日: 2021 年 11 月 25 日

浦臼町非核平和の町宣言

 世界の恒久平和は、人類共通の願いであります。

 しかし、世界各地では核兵器による軍備拡張が依然として続き、人類はその脅威にさらされています。さらに、東日本大震災における原子力発電所の事故により安全神話が崩れた今、身近に存在する核の不安にも直面しています。

 世界で唯一の被爆国として再び痛ましい惨禍を繰り返さないためにも、私たちは非核三原則の堅持を強く訴え、核兵器の廃絶と戦争のない平和な社会の実現を目指していかなくてはなりません。加えて高レベル放射性廃棄物の持ち込みなど、町民が安心して暮らせる環境の崩壊につながる可能性のある行為を決して認めず、緑豊かな樺戸連峰と生命(いのち)の恵みを育む石狩川に抱かれた郷土の大地と町民の生活を守り、未来を担う子どもたちに自信を持って引き継ぐため、ここに「非核平和の町」を宣言します。

令和3年3月24日 浦臼町